2018年6月14日木曜日
Steve Souders
SpeedCurveの RUM機能である「LUX」サービスの一部としてFirst Input Delay(FID)が利用可能になったことをお知らせします。
First Input Delay(FID)は、Googleが開発したもので、ウェブサイトがユーザー反応にどのくらい速く対応できるか把握するための指標です。
内容はシンプルで、クリック、マウスダウン、キーダウン、ポインタダウン、タッチスタートのためのイベントハンドラを追加しました。 ユーザーが最初にアクセスしてから実際にイベントが発生し、イベントハンドラを呼び出すまでの時間を測定します。この総称がFIDです。
多くのウェブサイトでは、FIDはとても速いです。上記のWebPageTestのFIDチャートでは、FID中央値がわずか3msであることがわかります。しかし、95パーセンタイル値では30msです。これは、レスポンスが遅くなり、 Long Taskを定義する50msの間隔に近づいている状態です。これらの問題を関連付けるために、私たちはFIDチャートの下にLong Tasks chartを表示させました。FIDに加えて、ユーザーがクリック、キー、スクロールするまでの時間を明らかにする相互作用の指標を表示します。
FID、ロング・タスク、対話メトリックを組み合わせることで、ページ上のJavaScriptがCPUを占有し、ユーザー・エクスペリエンスにどのような影響を与えるかを把握することができます。
FIDは(シンセティックには対話するユーザーがいないため)、RUMでのみ使用できます。
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